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ツールドフランスの隠しモーター問題!メカニカルドーピング検査を2016年から本格導入! [ツールドフランスあれこれ]

少し前から自転車レースの世界で問題になっていた
隠しモーター(メカニカルドーピング)問題。
ついにツールドフランスでも2016年から
検査を導入することになったそうです!

今回は、気になるツールドフランスの
隠しモーター対策についてまとめてみました。


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自転車競技のもう一つの疑惑、隠しモーター(メカニカルドーピング)



近年、ツールドフランスをはじめする
自転車レースにおいて
噂されているのがメカニカルドーピング。

選手自身の身体へのドーピングではなく、
ロードバイクの機材へのドーピング、
つまり電動アシストする隠しモーターを
つけることを言います。


最近では2016年1月にロードレースではないですが
シクロクロス(未舗装のオフロードで行われる自転車レース)の
女性選手の自転車から隠しモーターが発見され、
レースへの出場停止、過去のタイトル剥奪、罰金の
処罰が課せられました。


そして、ロードレース界でも
2010年あたりから隠しモーター疑惑は噂されはじめました。


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事の発端は2010年のツールドフランデルとパリ・ルーベのレース。
ファビアン・カンチェッラーラ選手が
この二つのレースで常識では考えられないほどの
驚異の追い上げを見せ、
信じられないほどの速さで走ったため
「隠しモーターを使っているのでは」
と疑惑が持ち上がったそうです。

もちろん、何も証拠はありませんから
あくまで疑惑のままでこの話は終わりましたが、
その後、あまりにも速い選手や
信じられないほどの追い上げをする選手は
メカニカルドーピング疑惑が噂されるように。


ロードレース業界内では、この流れを受けて
ようやく2015年にルールが設定され、
抜き打ちチェックを含む厳しい検査を行うように。

隠しモーター等のメカニカルドーピングが
発覚した場合には出場停止、罰金という処分を
明確に設定しました。


ツールドフランス2016から隠しモーターの検査を開始



さらに、ツールドフランス2016からは
隠しモーターを摘発するためのシステムを
導入する事が決定。


チェック方法は磁器共鳴画像チェック、
サーモグラフィーによる電動機材のチェック、
そしてフランス軍から提供された装置を使うなど
複数の方法で入念に行われます。

さらにはスタート時、ゴール時、レース中と
常にチェックがされるとの事で、
ツールドフランスでは隠しモーターを含めた
メカニカルドーピングを
絶対に見逃さないようにしていくそうです。


ここまでしなければいけないのは悲しいことですが、
全世界のロードレースファンのために、
そして正しくレースを行う選手のために
今後も他のレースでも
メカニカルドーピングチェックは
すすめていってもらいたいですね。



以上、
「ツールドフランスの隠しモーター問題!
メカニカルドーピング検査を2016年から本格導入!」
でした。



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