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ツールドフランスの隠しモーター問題!メカニカルドーピング検査を2016年から本格導入! [ツールドフランスあれこれ]

少し前から自転車レースの世界で問題になっていた
隠しモーター(メカニカルドーピング)問題。
ついにツールドフランスでも2016年から
検査を導入することになったそうです!

今回は、気になるツールドフランスの
隠しモーター対策についてまとめてみました。


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自転車競技のもう一つの疑惑、隠しモーター(メカニカルドーピング)



近年、ツールドフランスをはじめする
自転車レースにおいて
噂されているのがメカニカルドーピング。

選手自身の身体へのドーピングではなく、
ロードバイクの機材へのドーピング、
つまり電動アシストする隠しモーターを
つけることを言います。


最近では2016年1月にロードレースではないですが
シクロクロス(未舗装のオフロードで行われる自転車レース)の
女性選手の自転車から隠しモーターが発見され、
レースへの出場停止、過去のタイトル剥奪、罰金の
処罰が課せられました。


そして、ロードレース界でも
2010年あたりから隠しモーター疑惑は噂されはじめました。


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事の発端は2010年のツールドフランデルとパリ・ルーベのレース。
ファビアン・カンチェッラーラ選手が
この二つのレースで常識では考えられないほどの
驚異の追い上げを見せ、
信じられないほどの速さで走ったため
「隠しモーターを使っているのでは」
と疑惑が持ち上がったそうです。

もちろん、何も証拠はありませんから
あくまで疑惑のままでこの話は終わりましたが、
その後、あまりにも速い選手や
信じられないほどの追い上げをする選手は
メカニカルドーピング疑惑が噂されるように。


ロードレース業界内では、この流れを受けて
ようやく2015年にルールが設定され、
抜き打ちチェックを含む厳しい検査を行うように。

隠しモーター等のメカニカルドーピングが
発覚した場合には出場停止、罰金という処分を
明確に設定しました。


ツールドフランス2016から隠しモーターの検査を開始



さらに、ツールドフランス2016からは
隠しモーターを摘発するためのシステムを
導入する事が決定。


チェック方法は磁器共鳴画像チェック、
サーモグラフィーによる電動機材のチェック、
そしてフランス軍から提供された装置を使うなど
複数の方法で入念に行われます。

さらにはスタート時、ゴール時、レース中と
常にチェックがされるとの事で、
ツールドフランスでは隠しモーターを含めた
メカニカルドーピングを
絶対に見逃さないようにしていくそうです。


ここまでしなければいけないのは悲しいことですが、
全世界のロードレースファンのために、
そして正しくレースを行う選手のために
今後も他のレースでも
メカニカルドーピングチェックは
すすめていってもらいたいですね。



以上、
「ツールドフランスの隠しモーター問題!
メカニカルドーピング検査を2016年から本格導入!」
でした。



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ツールドフランス、モン・ヴァントゥーの舞台の裏側!ごみ処理対策を徹底し何十万人もの観客を待ち受ける [ツールドフランスあれこれ]

ツールドフランスだけでなく、
自転車競技における山岳ステージとして
非常に有名なフランスのプロヴァンスにある山、
モン・ヴァントゥー。

ツールドフランスを実際に観戦しようと
多くの人がこのモン・ヴァントゥーに集まりますが、
華やかな山岳ステージの裏側では
大掛かりなごみ処理対策が行われていることを
ご存知ですか?

今回は、ツールドフランスのハイライト、
モン・ヴァントゥーのステージの裏側について
お伝えしたいと思います!


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観戦場所として人気のモン・ヴァントゥーは、観客と共にごみも集める



モン・ヴァントゥーはツールドフランスの山岳ステージとしてだけでなく、
豊かな大自然を味わえるスポットとして
人気のプロヴァンスの山です。

そんなモン・ヴァントゥーがツールのコースに選ばれると、
モン・ヴァントゥーには何十万人もの観客が集まります。

モン・ヴァントゥー付近のエリアに多くの人が訪れ
お祭り騒ぎになり活気にあふれますが、
それと同時に人々が多くのごみを
モン・ヴァントゥーに置いていくことにもなるのです。


モン・ヴァントゥーをごみの山にする訳にはいかないため、
ツール本部と環境保護団体などが連携して
ごみ処置対策を行います。


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そのごみ処理対策はどんなものかというと、

・ふた付きのごみ箱を設置した車を用意し、
レース開催前には1日2回モン・ヴァントゥーを
上り下りしてごみを集める

・それと同時にキャンピングカーの旅行者に
ごみ袋を配布しながらごみを適切に処理すること、
山火事の危険性などを周知していく

モン・ヴァントゥーでのレース当日は
ごみ収集の巡回は難しいため、
ヴァントゥー市民大学に協力を要請し
9人の人材を派遣してもらって
ごみの回収と清掃を行う


という、当日はもちろん、レース前から
呼びかけをしっかり行うという徹底ぶり。

レースが終わったあとも
観客が帰るまで入念に清掃を行うそう。

そのため、何十万人もの観客が来る
モン・ヴァントゥーでも
完全に清掃された状態を保っていられて
次のレースに備えることができるのだそうです。

華やかなレースの裏側には、
このように徹底したごみ処理対策があったんですね!



以上、
「ツールドフランス、モン・ヴァントゥーの舞台の裏側!
ごみ処理対策を徹底し何十万人もの観客を待ち受ける」
でした。


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ツールドフランスの名言まとめ!アームストロングやパンターニからレモン、インデュラインまで [ツールドフランスあれこれ]

長い歴史と規模を誇る世界最大のレース、
ツールドフランス。
様々な歴史があるからこそ、
様々な名言も生まれてきました。

そこで今回は、ツールドフランスで生まれた
名言を集めてみました!


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ツールドフランスにはさまざまな名言がある



では早速、
ツールドフランスにまつわる名言を
ご紹介していきます!


「私に、えも言われぬ喜びを与えてくれる唯一のスポーツは、厳密にいえば自転車競技だ。
具体的にいうと、ツール・ド・フランスだ。」
By サルバドール・ダリ

スペイン人の画家であり、シュルレアリスムの巨匠とされる
サルバドール・ダリの名言。
自らを「天才」と評し、その作品とかなり個性的な言動で
人々にインパクトを与えた。


「自転車レースに奇跡は起こらない。努力と研鑽を続けるだけ」
By ミゲール・インデュライン

ツールドフランス5連覇という偉業をなしとげた
インデュライン選手の名言。
努力の人だったことが伺え、心に響く名言です。


「病気は僕という人間を、屈辱的なまでに素っ裸にし、
僕は容赦のない目で自分の人生を振り返ることを余儀なくされた。
もし生き残れるとしたら、いったいどんな人間になりたいのか。
・・・断言していい。
癌は僕の人生に起こった最良のことだ。」
By ランス・アームストロング

7連覇という恐ろしい記録を作りながらも
ドーピング行為で記録を剥奪された
ランス・アームストロング選手。
一時は癌におかされたものの、
見事にレースに復活した。

ドーピングさえなければ、アームストロング選手の名言は
素直に聞けるのですが・・・。
でもドーピングがなければ彼の勝利もなかったかもしれないですね。


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「僕は生きている限りツール・ド・フランスの大ファンだ。
ツールはもっとも過酷なスポーツイベント。
これに勝つことはとても難しい。
“Vive le Tour!(ツール万歳!)”
永遠に。
By ランス・アームストロング

こちらもアームストロング選手の名言。
ドーピングをした彼がどのような気持ちで
この言葉を口にしたかと思うと、
非常にやりきれない気持ちになります。


「1つのことに専念しようという意志を持てば、
何だって達成できる。」
By グレッグ・レモン

ツールドフランスで3回の総合優勝を勝ち取った選手。
アメリカ人初の世界選手権優勝を果たした彼は、
アメリカロードレース界の英雄。

ヨーロッパ勢におされがちなアメリカ選手の彼から
この言葉を聞くと、頑張ろうという気持ちになれる。


「あなたたちこそ、いい契約をしたと思います」
By マルコ・パンターニ

伝説のクライマーとして名を残すイタリア出身のマルコ・パンターニ選手。
濃厚なドーピング疑惑を持たれながら
34歳の若さで謎の死をとげるが、
今もイタリアのヒーローとして絶大な人気を誇る。

パンターニ選手は物怖じせず、はっきりものを言う性格だったそうです。
プロになってすぐの新人だったにもかかわらず、
契約したチームに多くの要求をしたため、
チームの監督は何度も契約書を書き直したそう。

そして、ようやく契約がまとまってパンターニが
契約書にサインをした時に、監督は
「いい契約を結んだでしょう?」
とパンターニに聞いたところ、このように答えたんだとか!



いかがでしょうか?

複雑な気持ちになるもの、
ちょっと面白いもの、
頑張ろうと背中を押してくれるものなど
いろいろな名言がありましたね!

これからも様々な名言が生まれることを
期待しています^^


以上、「ツールドフランスの名言まとめ!
アームストロングやパンターニからレモン、インデュラインまで」
でした!


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ツールドフランス、7つのハプニングまとめ!ほのぼの犬・牛から激怒した郵便局員まで [ツールドフランスあれこれ]

手に汗にぎる真剣勝負が見られる
ツールドフランスでも、
時にはハプニングが起こります。

時折選手たちが見せる
おちゃめなハプニングは
過酷なツールドフランスの
笑えるポイントになることも。

今回は、過去に起こった
ツールドフランスのハプニングをまとめてみました!


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ツールドフランスでのハプニング



では早速、過去に実際に起こった
ツールドフランスのハプニングを挙げていきます!


・コースに牛がいた!

2004年の第11ステージでのこと。
細い田舎道を走っていた集団がかなりペースダウン。
落車か?と思って集団の先頭を見てみると
数頭の牛が細いコースを走っていた!
のんびり走る牛の後をのんびり走る集団(笑)。

スタッフが牛をコース外へ追いやって、
集団は本来のスピードに戻りました。

・コースを間違えちゃった!

2000年の第一ステージで。
先導していたバイク(ツール主催者の先導バイク)が
コースを間違い、大きくわき道にそれる。
当然、その真後ろをトレインを組んで走っていたサエコチームの
メンバーもバイクと一緒に大きくコースアウト。

すぐに気づいてコースに戻りましたが、
サエコチームにとっては大きなタイムロスに。

・チームバスがゴールに激突!

2013年の第一ステージにて。
オリか・グリーンエッジチームのチームバスが
ステージゴールのゲートに激突して立ち往生。

そのため、ゴール地点が3キロ手前になったが
その後再度正規の地点に戻るなど
ゴール地点が二転三転した。


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・選手が観客に衝突!

1999年第10ステージでのこと。
ゴールの3km手前地点でジュゼッペ・グエリーニ選手が
集団から飛び出し逃げている最中に、撮影していた観客に衝突!

グエリーニ選手は転倒しましたが急いでコースに戻り、
見事そのまま逃げ切って勝利しました。

・乱入してきた犬にぶつかってリタイア!

2007年の第9ステージ。
コースに間違って入った犬にぶつかってしまったマルクス・ブルクハルト選手。
落車し、自転車は壊れ、ケガをしてリタイヤしてしまった。

レースで結果は残せなかったけど、
犬にぶつかった選手として有名に(笑)。

・開幕前のコースに郵便局員が乱入!

2015年の第一ステージ。
開幕地のオランダ・ユトレヒトで
レース開始前にコース内に現地の郵便局員が乱入。
フェンスを壊して強引にコース内に入って
横断しようとしたそう。

郵便局員は配達のために
コースの向こう側に渡りたかったそうで、
ツールドフランスのせいで
町中がフェンスで邪魔されていたこと、

そしてコースまわりにいた職員の
コースの説明が不十分だったことに
腹をたてての乱入だった模様。
(ちなみに、郵便局側は局員を擁護している)

・マリオ&ルイージ&ワリオがコースに乱入!

比較的選手のスピードが遅めの山岳コースで
マリオ&ルイージ&ワリオのコスプレをした男性が
コースに乱入。
しばらくの間選手たちの横を走り続けていた。

山岳コースでは選手の横で並走しながら
応援する人も少なくないですが、
彼らは格好が目立つ上に
かなり選手に近寄って長い間頑張って
並走していたため、
注目されるハプニングとなりました。



いかがでしょうか?

牛や犬などのほのぼのハプニングから、
人が乱入するハプニングまで色々ですね!

動物を責めることはできませんが、
人間は節度を守って応援して欲しいものです・・・。


以上、「ツールドフランス、7つのハプニングまとめ!
ほのぼの犬・牛から激怒した郵便局員まで」
でした!


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ツールドフランスの11の魅力!【後編】初心者から玄人まで楽しめる世界的スポーツ [ツールドフランスあれこれ]

前回からツールドフランスの11の魅力について
まとめています。

観戦初心者から玄人まで楽しめる、
奥の深いロードレースの魅力を
引き続きご紹介します^^


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ツールドフランスの11の魅力【後編】



では、早速ツールドフランスの魅力の
続きをご紹介していきます!


・各選手が活躍できる!

総合優勝はタイムが一番速かった選手です。
ですが総合的に速いだけではなく、山道を登るのが得意とか
短距離ダッシュが得意とか、このステージでは目立ってた、
などの得意分野に合わせて賞が設定されています。
そのため各選手が実力を発揮できるようになっていて、
レース展開が単調にならず、飽きずに楽しめます。

・コースの景色が素晴らしい!

ツールドフランスの人気の一つに、
各ステージのコースの景色が素晴らしいことが挙げられます。
レトロな石畳(選手は大変ですが)、ロマンチックなひまわり畑、
美しい山脈、かわいらしい村、そして最後はパリのシャンゼリゼ通り
を走るという、ヨーロッパの雰囲気を充分に感じられるコースとなっており、
これらの景色に魅了されてしまいます。
TV中継ではヘリでの空撮も多いので
壮大な景色を楽しむことができます。

・選手がかっこいい!

鍛え抜かれた余分な脂肪がまったくない身体を持つ選手たち。
ボディはもちろんのこと、顔もイケメンがかなり多く、
イケメンが汗を流しながら走る姿や
勝利を手にした笑顔などにノックアウトされます(笑)。
お気に入りの選手を追って観戦するのもおすすめ!


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・状況によってチーム戦と個人戦が入り混じる

ツールドフランスは基本的にチーム戦ですが、
プロのロード選手としてほんの少しでも活躍できれば
かなりの実績として認められるため
誰もがチャンスがあれば目立とうとします(笑)。
アシストだったはずなのに、逃げ切って先頭ゴールする!
などの番狂わせがあるのが面白いところ。

・完走するだけですごい!

ツールドフランスは約3週間もの間、
毎日150キロ以上、合計3000キロ以上を
走って競うレースです。
この数字だけでお分かりのように、
山あり谷あり、風あり雨ありのコースを
選手たちは勝利に向けて走ります。
あまりに過酷すぎるため、選手全員が完走することができず、
落車、ケガ、体調不良などでリタイアする選手も少なくありません。
選手が完走できるかどうかもみどころの一つなのです。

・自転車や機材を見て楽しめる!

自転車好きな方は選手たちが乗っている自転車や
パーツ、機材、アイテムなどをチェックする楽しみ方も。
各チーム、各選手の数だけ種類があり、
ほとんどが最新の上位機種ばかりなので
チェックしていて飽きないですよ^^


いかがでしょうか?

ツールドフランスの魅力は他にもたくさんあり、
人それぞれに感じている魅力は違うはず。

大規模な分、それだけ様々な角度から楽しめる
スポーツということなんですね^^


以上、「ツールドフランスの11の魅力!
初心者から玄人まで楽しめる世界的スポーツ」
でした!


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ツールドフランスの11の魅力!【前編】初心者から玄人まで楽しめる世界的スポーツ [ツールドフランスあれこれ]

世界中に多くのファンがいるツールドフランス。
中には全くスポーツ観戦は好きじゃないけど、
ツールドフランスだけは大好き!というファンもいるとか。
そこまで人々を熱狂させるツールドフランスには
どのような魅力があるのでしょうか?

今回は、ツールドフランスの11の魅力について
まとめていきます^^


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ツールドフランスの11の魅力【前編】



ツールドフランスが多くの人を惹きつけてやまないのは、
沢山の要素があるから。

色々な角度から楽しむことができるので
多くの人に受け入れられるからだと言えます。

そんなツールドフランスの魅力を
さまざまな角度から挙げてみると、沢山ありました。


・コースがいい!

ツールドフランスは3週間にわたって20ステージを走るという
長丁場のロードレース。
そのため険しい山道や風のきつい平坦地、
石畳、スプリントポイント、など
さまざまな要素のコースがバランスよく入っており
各選手の長所を発揮できるようになっています。

・選手が全員超本気!

ツールドフランスは世界最高峰のロードレース。
メディアの注目度が高く、賞金の額も多く、
少しでも活躍すれば実績に残るため
選手は全員本気で勝ちにきます。
ツールドフランスを調整で使う選手は誰もいません。
各選手の本気を見られるのです。


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・知識がなくても楽しめる!

色々な知識があればより楽しめますが、
知識がなくても楽しめるのがツールドフランス。
各ステージ合計で一番速く走った人が勝ちで
黄色い優勝ジャージを着られるという分かりやすさで
子供から大人までレースを楽しめます。

・細かい知識や戦略を知ると面白さ倍増!

アシストとエースの役割やトレインの意味、
総合優勝への駆け引きなど細かい部分を知ると
各チームや選手の考える戦略が分かって
面白さは倍増します。
頭を使って観戦するタイプの人にもおすすめ。

・選手の走りがすごい!

当たり前ですが、最高峰の選手たちが全力で
駆け引きしながら勝利をつかみに行ってます。
なのでゴール前のスプリントや平坦地で出ている
スピードに驚き、バイクをコントロールするテクニックにも
目を奪われます。


この続きは次回の、「ツールドフランスの11の魅力!
【後編】初心者から玄人まで楽しめる世界的スポーツ」
でどうぞ^^


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ツールドフランスのスポンサーはかなりオイシイ!チーム名やジャージの色まで変えるスポンサーの力 [ツールドフランスあれこれ]


あらゆるスポーツ、レースの中でも
世界最大規模と言われているのがツールドフランス。
観客数やTV放送地域の数、TV観戦者数など
あらゆる面で世界一だと言われています。
そのため、ツールドフランスのスポンサーになることは
その会社にとってかなりオイシイんだとか。

今回は、ツールドフランスのスポンサーについて
書いていきたいと思います。


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ツールドフランスのスポンサーはおいしい



最初に書いたように、世界最大規模を誇る
ツールドフランスのスポンサーになることは、
その企業にとってはかなりおいしいこと。

当然、スポンサーになるために
スポンサー料を払わなければいけなくて
その額はかなり高額なはずですが、
それでもツールドフランスのスポンサーは
かなりオイシイ、と言われています。


なぜツールドフランスのスポンサーが
そこまでおいしいのかを挙げてみると、

・現地での観客数が世界一多いスポーツである

・約3週間、世界180カ国以上でTV放映される

・TV放映されるうち、約60カ国は生中継される

・スポーツファンではなくてもツールドフランスだけは好きなファンが多い

・1レースの時間が長い

・出場選手の数が他のスポーツに比べて多い

・自転車自体の競技人口も多い

などがあります。


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これらの要素により、

現地観戦やTV観戦する人が世界最多のレースであり、
3週間にわたって一日何時間も行われるため
スポンサー名を印象付けやすくなる

という事ですね。


ま、要は

自社の名前が長く人の目にふれる

という事。



例をあげると、
選手が乗っているバイクメーカーはもちろん、
選手が着ているジャージの背中についているスポンサー名、
各賞受賞者が着るリーダージャージ、
コース両サイドに設置されている広告などで、

これらを長時間、何回も何回もTVに映る訳ですから、
お金さえあればツールドフランスのスポンサーになりたい!
と思う企業は多いのです。



最近のツールドフランスで
スポンサーになっているのは

・各自転車メーカー(チームへのバイクの提供)
・サクソバンク(デンマークの銀行、チームスポンサー)
・ガーミン(スポーツ用品、チームスポンサー)
・ディメンションデーター(南アプリカのIT企業、チームスポンサー)
・ヴィッテル(フランスの水メーカー、水の提供等)
・クレディ・リヨネ(フランスの銀行、マイヨジョーヌのスポンサー)
・カルフール(フランスのスーパー、山岳賞ジャージのスポンサー)

などがあります。


当然、これら以外にも数え切れないほどの
スポンサーが色んな場所についています。

スポンサーは年によって変わることも多く、
そうなるとチーム名やジャージのデザインが
変わるという影響まで出てきます。

さすがにリーダージャージのデザインと色だけは
死守して欲しいものですが・・・。



以上、「ツールドフランスのスポンサーはかなりオイシイ!
チーム名やジャージの色まで変えるスポンサーの力」
でした!


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【ツールドフランス】チームカーの番号の意味は?グレーなサポートをするのもチームカーの役目?  [ツールドフランスあれこれ]

ツールドフランスに出場する選手と同じように、
チームカーにも番号がついている事をご存知ですか?

今回は、チームカーの番号の意味など、
チームカーにまつわる話についてまとめていきます^^


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ツールドフランスのチームカーの番号の意味



前回の記事でも書いたように、
ツールドフランスでは1チームにつき
チームカーを2台走らせることができます。

ツールドフランスの出場チームは全部で22チームなので、
44台ものチームカーが選手をサポートするために
コースを一緒に走ります。


それらのチームカーには番号がふられていて、
その番号には意味がちゃんとあります。

チームに2台あるチームカーは
第一チームカーと第二チームカーにわかれて走り、
まず第1チームカーが22台並び、
そのあとに第2チームカーが22台並ぶようになっています。

全てのチームカーに貼られた数字はその順番を表しており、
チームの総合順位で順番が決まります。

数字の青が第1チームカー、数字の赤が第2チームカー。

具体的な順番としては
先頭から青の1番~22番、続いて赤の1番~22番、
という風になります。

青い1番をつけているチームカーは
レースの最も先頭を走れ、
赤い22番をつけているチームカーは
レースの最後尾を走ることになる、という訳です。


チームカーの数字の順番は
チームの総合成績によって決まるわけですから、
当然ステージごとに順位が変動すると
翌日のチームカーの番号も変わるのです。


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チームカーはこんなサポートもする?



各チームのチームカーは選手に対して
メカニカルなサポートはもちろん、
監督からの指示出しや補給食の手渡しまで
総合的なサポートを行っています。


中には、選手がチームカーにつかまって
一瞬引っ張ってもらったりする事もあるんだとか。

当然、これは違反行為なので
あまりにもあからさまな場合は
ペナルティを受けることになりますが、

ほんの一瞬とか、なんとなく成り行きで、
という感じの場合は
ほとんどがお咎めなしだそうです。


さらに、チームカーが選手のすぐ前を
走って風よけの役割をしたりすることもあり、
これも厳密には違反行為で
注意されることもあります。

ですが、よほど勝負に関係がない場所の場合は
あまりうるさく言われないようです。


これが日本国内のレースだったりすると
かなり厳しい処分になる事が多いようなので、

このあたりはさすがにおおらかなヨーロッパ、
という感じですよね^^


以上、「【ツールドフランス】チームカーの番号の意味は?
グレーなサポートをするのもチームカーの役目?」
でした!


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ツールドフランスのチームカーには何をのせてる?【チームスカイの積載リスト和訳つき】 [ツールドフランスあれこれ]

ツールドフランスなどのロードレースを観戦していて
興味深いのがチームカーの存在。
選手をサポートするために走っているのは
分かりますが、一体何を運んでいるのかは
意外と知らないものですよね。

そこで今回は、ツールドフランスの
チームカーについてまとめてみました!


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ツールドフランスのチームカー



ツールドフランスでは1チームにつき
チームカーを2台走らせることができます。

全部で22チーム出場しますから
44台ものチームカーも選手と一緒に
コースを走ることになります。



ツールドフランスだけではなく
ロードレース全般において、
レース中のチームカーに乗るのは
基本的に監督とメカニックだけ。

メカニックは広い後部座席に座り、
監督が運転し、助手席には誰も座らないことが多いそう。
(レースやチームのやり方によって異なることも)

メカニックは選手がトラブったらいつでも
飛び出せるように常にスタンバイしていますが、
レースが動かない時間帯には周囲にばれないように
サングラスをして寝ていることもあるのだそう(笑)。

ですが、選手にパンクなどのトラブルが起これば
即座に、ものすごいスピードで対応。
変速機のトラブルなど、場合によっては
走りながら身を乗り出して修理することも
あるんだとか。

ツールドフランスでは選手だけではなく、
チームカーの中にいるメカニックも
かなりのテクニックを求められるんですね。


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チームスカイのチームカー積載機材リスト



チームカーについて調べていたところ、
チームスカイのチームカーに積んでいる機材リストを
見つけることができました。

他のチームでは多少違うかもしれませんが、
かなり参考になるので以下にまとめておきます。
(分かる範囲での和訳なので、間違いがあるかも)


チームスカイリスト.jpg


【チームスカイのチームカーに積む機材リスト】

・チームカーの上にバイク用のルーフラック
・9人分の自転車(ルーフラックの上に)
・メカニック用ツールキット
・メカニック用エプロン
・補給食用の栄養バー、栄養ジェル、ケーキ等70個
・携帯用袋 9つ
・プロテインドリンク 10人分
・スペア用SHIMANOカーボンホイール 5セット
(C24,C35,C50などステージによって変わる)
・ペン 4本
・レースナビ用iPad 1つ
・レースメモをとるノート1つ
・パワーメータユニット 3セット
・チームジャージ、レインウェア、インナーなど9人分
・さまざまな長さのビブショーツ、レッグウォーマーとアームウォーマー 9人分
・さまざまなメーカーのレース用シューズ 9人分
・キャップ、グローブ、シューズカバー 9人分
・防寒用及び雨天用キャップ、グローブ、シューズカバー 9人分
・防水バッグ 9人分
・SHIMANOのデュラエースのコンポーネントに
フィジークのサドル、ピナレロのシートポスト 1セット
・KASK Mojitoのヘルメット 1つ
・ビデ 70個



いかがでしょうか?

すごいですよね!!

補給食にビデが70個って・・・。

チームカーはどんな天候でも
どんなアクシデントがあっても
対応できるようになっているんですね。

これからツールドフランスを観戦する際は
チームカーにいるメカニックや
積んでいる機材にも興味しんしんになりそうです^^



以上、「ツールドフランスのチームカーには何をのせてる?
【チームスカイの積載リスト和訳つき】」
でした!


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ツールドフランスの食事がヤバい!朝食は山盛りパスタから始まり一日8000kcal!! [ツールドフランスあれこれ]

ツールドフランスに出場する選手は、
そのあまりの過酷さに一日で8000キロカロリー以上を
消費すると言われています。
そのため、レース中の食事(特に朝食)は
特別なものを食べているそう。

今回は、ツールドフランスの選手がとっている食事、
そしてレース前の朝食についてまとめてみました!


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ツールドフランスに出場する選手の食事



上で書いたように、ツールドフランスに出場する選手は
一日で8000キロカロリー以上を消費します。

そのため、選手たちは一日の食事で
8000キロカロリーを摂取しないといけないそう。

一日8000キロカロリーという摂取量は
一般的な成人男性の一日のカロリーの
3~4日分に相当するそうです!!


8000キロカロリーって何食べれば達するのか、
素人には全くもって分からない世界・・・。

そこで、実際にチームで推奨されている
一日の食事メニュー例をご紹介します。


【朝食】
・オートミール
・オムレツ
・ハムやチーズをのせたパン
・パスタ100グラム
・ヨーグルト1パック(1食分ではない)
・コーヒー
・オレンジジュース

【試合開始前の軽食】
・果物
・ひとつかみのナッツ
・エナジーバー2本
・たくさんの水分
・コーヒー

【レース中の食事(補給食)】
・ジャムなどを挟んだクロワッサン2個
・炭酸を抜いたコーラ2本
・大量のスポーツドリンク
・エナジーバー7本
・エナジージェル2本


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【レース後の軽食】
・スムージー500ml
・チキン 1キロ
・ご飯 200g
・コーヒー2杯

【早めの夕食】
・ジュース500ml
・ビーフステーキ1枚
・パスタ150g
・ヨーグルト
・コーヒー2杯

【寝る前の夜食】
・ミューズリー入りヨーグルト
・果物
・ナッツ



・・・こわっ!


選手たちは毎日毎日、こんなに食べてんのか!

合間に軽食ってあるけど、全然軽くないし!!


ちなみに、この食事を一般人が真似しようとすると
確実に胃をやられるので、
良い子は真似しないように!!


あと、調べてみると選手たちは
ツールドフランスなどのレース中には
コーヒーをかなり多く飲むそう。

コーヒーには利尿作用があるので
むしろ良くないのでは?と思ってしまいますが
コーヒーの持つカフェイン効果が
身体や気持ちに良い影響を与えるのかも。

カフェインはドーピングでひっかからないんでしょうね。


ここに挙げた食事は一例ですが、
どのチームの選手もこれに近い
かなりの量を食べているはず。

レース前の朝食では炭水化物祭りが基本だそうで、
食べるのに水分を多く必要とするパンよりは
山盛りパスタ(具やソースなし。オリーブオイルと塩が基本)
をとる人が多いようです。



以上、「ツールドフランスの食事がヤバい!
朝食は山盛りパスタから始まり一日8000kcal!!」
でした!


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